【異次元】メイドさんに飼われる異世界【パラレルワールド】
15: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/04/05(火) 03:24:34.09 ID:n66qwNjs0.n
大学生のときの話です。これはお酒を飲んだときの話なので夢なのかもしれません。
ただ、そんなによっていたわけではないし、強烈な違和感があったので書き込んでおきます。
お酒のあとに風呂、また風呂での睡眠は危ないのでご注意ください。
その日私はお酒を飲んで家に帰りました。一人酒です。ほろ酔いでシャワーを浴びて
湯船につかりました。そうすると心地のいい眠気がうとうとと・・・
それで沈む人がいるという話も聞いてましたので急いで体勢を直すのですが、うとうとはとまりません。
17: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/04/05(火) 03:32:10.73 ID:n66qwNjs0.n
おしりがつるんとすべり、ころんと滑っていましました。
危ないって思って起き上がると切り株に座っていました。
周りは森。まさか死んだわけじゃないよねと思っているとメイドさんが歩いてきました。
迷い込まれた方ですか?と聞かれはいと答えるとニコニコしながら案内されました。
状況が読み込めず夢ですか?と思わず聞いてしまいました。
するとそうですね。でももう戻れません。といったことをいわれました。
森の中を抜けると屋敷に案内されました。バイオハザードにでてきそうなかんじです。
最初は大きな客間に案内され、ここからはここをお使いください。といわれ、上下赤い服を渡されました。
19: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/04/05(火) 03:41:56.57 ID:n66qwNjs0.n
その日は夢だと思ってねたのですが、起きてもその屋敷でした。
昨日のメイドさんが食事を運んでくれて、食べた後、別の部屋に案内されました。
するとそこには同じ赤い服をきた男の人がずらっと席に座っています。
話を聞くとここで教育をさせてもらうとのことだった。
その人が怖かったのでおとなしく従いました。
内容は・・・あまり覚えていませんがとにかく戻れないからここで働くしかない、といったことを淡々と教えられるようなものでした。
教科書をみて、ノートに書いて、と中学校のような雰囲気です。
かいてあることは日本語でしたがどこか変な日本語だったと思います。
私たちは労働階級だから働く、でもここにこられたのは運がいい・・・。
そんなことをいろいろ聞かされました。
その後は昼食。そして授業。それ以外は部屋。
この夢はずっとずっと覚めずに続きました。
次の日起きても次の日に起きても現実には戻れない。
20: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/04/05(火) 03:49:52.36 ID:n66qwNjs0.n
恐ろしいことにちゃんと日にちがたって辻褄があっているのです。カレンダーなどはありませんでしたが、昨日やったことはこうだから・・・今日はここから・・などと、辻褄があっているのです。そしてメイドさんは後ろでずっとずっと見てる。
さぼっていると怒りはしなかったけど後ろから軽く叱ってくる。
そんな日々が続きました。世話をしてくれるメイドさんは美人だしいいかな、なんて思い始めてたのですがある問題が起きました。
違和感がどんどんましているのです。前感じたような違和感。気持ち悪いというか居心地の悪さというか、なんともいいがたいのですがいわゆる「不快」という感覚がとまりません。
その違和感で死にそうなのです。痛いとかそういったものではないのですが明らかにいてはいけないとこにいるような、そんな感覚です。それでも戻れない日々が続きました。
21: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/04/05(火) 03:54:22.18 ID:n66qwNjs0.n
朝起きると不快感が増す。でも勉強はしなくちゃいけない。
地獄でした。一回どうしても戻りたいとそのメイドさんに聞いたことがあります。
(ほかの職員?みたいな人もいた気がほかの人はまともに話を聞いてくれませんでした)
怖い顔をされましたのでやめました。
そんななかほかに勉強している男の人とも仲良くなってきて昼食の際に話したりしていました。きくとみんな寝たりとかして気がついたらここにいて、勉強させられているとのことでした。
そしてみんなも少なからずその気持ち悪さを感じているようでした。
22: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/04/05(火) 04:06:13.19 ID:n66qwNjs0.n
ほかの人の話を聞いてみるとわかったことは、
・たぶん夢の中
・一人につき一人担当の職員みたいな人がつく
・気持ち悪さは感じている
・みんな帰りたい
・女性で勉強をしている人はいない
とのことでした。毎日気持ち悪いながらもその人たちとは奇妙な友情があったと記憶しています。
そんな日々の中でそのうちの一人が館からの脱出計画をたてていました。
ドアの門等は電力か何かの発電機のようなもので動いていてそれを壊せば開くとのことでした。ちらばって逃げれば見つからない。
前門を上ってでた人は森の奥にいって帰ってきてない。
逃げれたかもしれない。そんなことをいっていました。
見張りとかはいるのか知りませんでしたが、そういうのはガタイのいい人たちがなんとかするとのことでした。このとき一ヶ月はたっていたと思います。
23: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/04/05(火) 04:16:38.79 ID:n66qwNjs0.n
決行日の朝になると建物がばたばたしていました。どたどたと走り回るような音、乱暴な声。
詳細な計画は忘れましたが男同士で一度あつまったあと発電機を壊してばらばらに・・・みたいな計画だったはず。
見渡すと門を上って逃げている人、森の奥に逃げている人など、ばらばらに逃げ回っていました。
私も逃げようとすると誰かが壊したのか壊れかけ?の発電機が目に入ります。
私は落ちていたスコップで機械にたたきつけました。その後正門を押すと手であいたので走って逃げます。
途中でほかにも逃げている人が前にいて追いかけるな形で走りました。
しばらく走っていると前の人がすっと消えました。消えたというかいなくなったというかんじでしたが、私は長い距離をはしった気がします。
後ろを見ると洋館はなぜか燃えていました。
するとあのメイドさんが追いかけてきていたのです。逃げました。
すると、ふっとかるくマクにぶつかる感覚がしました。すると家の目の前の駐車場だったのです。
後ろを振り返ると森でしたがなぜか燃えていました。そこでさっきまで追いかけてきてた人がじっとこっちを見てるのです。
その後ふとその森も人も飲み込まれるように消えてしまいました。
私は家に走りました。
25: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/04/05(火) 04:28:09.09 ID:n66qwNjs0.n
家のドアをあけた瞬間はっと目が覚めました。
喉がひゅぅひゅうなり汗だくでした。私はベッドで着替えて寝ていました。
しばらくは呆然としていましたが、テレビなどをつけて元に戻れた、よかったなどと感じていました。
現実っていいなと思いながらその日はすごしました。
休憩したあとよくみると風呂に入ってた後があり、バスタオルもありました。
酒を飲んだからやな夢でもみたかと思いました。
ただ時間が1時間ほどしかたっていなかったことには驚きましたが。
この日の夜、ひとつだけ怖いことがありました。
夜、このことを思い出していたら誰かにつかまれたのです。大きい手でした。フォールアウトのデスクローのようなそんなかんじの手。
ドスのきいた声でこのことをしゃべってはいけない!といわれました。
今はほんのり思い出すと怖い程度ですがそのときは必死にいいませんといいました。
ですがさめろさめろさめろ!と心の中でさけんでいると手が私を床に引き込もうとするのです。
ここで引き込まれたら本当に夢から覚めないんじゃないかそう感じたのです。
バイブがなって手がゆるんだすきにがばっと起き上がりました。
起き上がらなければまた引き込まれる気がしたのです。
手はひっこみました。しばらく待って夢だから夢だから夢だからと言い聞かせて電気をつけて寝ました。
26: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/04/05(火) 04:31:51.09 ID:n66qwNjs0.n
今このことについて思い出してすごい怖いとかってことはありません。
かわいいメイドさんもいてよかったじゃんとも思うのです。
ただじっくり思い返してみるとあの違和感と恐怖感だけは体験したいとは思わないのです。
それを覚えているわけじゃなくて体験したくはないなという感覚だけ覚えているのです。
おしまいです。

キキ
いくらメイドさんがたくさんいて、世話してくれると言っても異世界だからね
そこに存在していいわけないから、結局元の世界に戻って生活するのが一番だよね
今のこの世界が辛いという人もいるだろうけど、結局存在していい世界はここしかないんだよね・・・
だから、この現実で生きていくしかないんだよ・・・
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