【オカルト】明日、私の通夜をお願いいたします
739 ：本当にあった怖い名無し：2008/12/09(火) 16:39:44 ID:8bT6AyrV0
子供の頃に書道教室の先生から聞いた話を投下してみます。
先生の実家はお寺だったそうで、この話は先生が子供の頃の真夜中の出来事です。
739 ：本当にあった怖い名無し：2008/12/09(火) 16:39:44 ID:8bT6AyrV0
布団の中で不意に目が覚めてしまった先生は、玄関の戸がｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗっと開く音を聞きました。
『こんな夜中に誰が？』っと不審に思っていると、何者かが廊下をゆっくり歩いて来る音が聞こえます。
『あれ？誰か出かけていたのかなぁ？お父さんかな？』等と、あまり気にせず寝ようとしていると、
先生の部屋の前でその足音が止まりました。
739 ：本当にあった怖い名無し：2008/12/09(火) 16:39:44 ID:8bT6AyrV0
『ん？』っと襖に意識を向けていると、襖の向こうから、
「こんな時間に失礼いたします。私は××町の○○△子と申します。
突然ではございますが、明日、私の通夜をお願いいたします。
息子達の負担になるのも心苦しいので、戒名は普通のもので･･･」
と、話してきたので、
「お父さんの部屋は、斜め奥の部屋です！戒名の値段については、私は解りません！」
と、うっかりな幽霊に教えてあげたそうです。
キキ
任せる相手を間違えてしまうウッカリ屋さんなのが微笑ましいね。
しかし死んだ後も息子に気を遣うなんて・・・自分のメインイベントぐらい全部任せてしまっていいと思うけどなぁ。
死後ぐらいはのんびりしたいものだね
しかし死んだ後も息子に気を遣うなんて・・・自分のメインイベントぐらい全部任せてしまっていいと思うけどなぁ。
死後ぐらいはのんびりしたいものだね