【オカルト】不思議な事が多発するサービスエリア
370 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/@\(^o^)/:2015/06/16(火) 14:53:59.28 ID:kXRwAm7B0.net
俺が高校生の時の話。
俺はその日、母と二人で父の実家へと向かうために高速道路を走っていた。
途中俺はトイレに行きたくなり、一番近かったサービスエリアに停めてもらった。
停まってもらってから俺は用を足すためにトイレへ。母は運転席で伸びをしていた。
370 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/@\(^o^)/:2015/06/16(火) 14:53:59.28 ID:kXRwAm7B0.net
用を足して車に戻り、助手席側のドアを開こうとしたが何故か開かなかった。
「?」とガチャガチャしていると、母がそれに気づいて鍵を開け、そのまま中に入る。
「なんで鍵閉めたの?」
すると、母は困った顔をして俺に鍵を渡してきた。
また?となり、どういうことと聞こうとしたその瞬間、
ガチャ
勝手に鍵が閉まった。
はい?と思いながらスイッチを押して開けるが、
ガチャ
と、数秒してまた閉まる。
「あんたがトイレに行ってからなんかおかしいのよ。多分あれもなんだろうけど」
母は渡した鍵を差してから、サイドミラーを指さす。
見るとそこには水たまりができていた。
「ここに来るまでずっと晴れてたのに、水たまりなんておかしいでしょ。
しかもどんどん大きくなっているみたいだし、形が・・・」
なんといえばいいのか、水がどんどん広がっていって、
その形が猫のような狐のような、そんな形になっていくのが分かる。
耳までしっかりとわかるほどくっきりしていた。
371 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/06/16(火) 14:55:04.73 ID:kXRwAm7B0.net
「出ようか。なんか気味悪いし・・・」
「せやな」
母の一言に頷いて、母がエンジンをかけようとたその時、
ブウウウウウゥゥ!!
防犯用のクラクションが鳴りだした。
防犯用のクラクションは、車の鍵が掛かったままドアを開くとなりだす仕組みで、鍵を開けるまで鳴り続ける。
一回その経験のあった俺は、すぐに鍵を開いてそれを止めた。
「なんなのよ!!」
「まずは出てからにしよう」
母もその言葉に、顔が引きつっていたが頷いて恐る恐るエンジンをかける。
今度はクラクションは鳴らず、そのままサービスエリアを出る。
「ひい!!」
サービスエリアを出てすぐ母がバックミラーを見て硬直した。
そこには白い着物を着た髪の長い女が立っていた。
それ以来、車に似たような現象が起こることは一切なく、
あの時実は、心霊体験という非日常体験に興奮した俺は、何度か立ち寄ろうと持ちかけるが、すごい形相で断られる。
今もそのサービスエリアは普通に稼働しています。
無理矢理に取り壊して建てたから怒ってるのかも
昔から霊的な意味で大事にされていた土地とかも、今は関係なく開拓されて行くからね
どこにでもあり得る話だよね
ディスカッション
有るでしょうね。
SAになる所は建設時の都合上新道と古道の交差が使われるだろうし高速道路としての新道のルートは律令時代の古道の一部と重なる部分も多く、辻を守る霊的な守護がまぁ有ったと思う。
ちなみに利権の為に土地の謂れに「関係なく開拓」する計画を平然と行う連中を為政者に据えつづけると国土全体を守る結界を破壊している事になる。
今時のたかが100年続かないような自称由緒有る地元に住んでいない地元の名士の家系に連なる無知蒙昧な政治家を教養の有る優秀な官僚が止めることが出来なくなってしまったのが悲劇だ。だいたい事故多発地帯とか土砂崩れとか起きる原因と言っていい。
土地神様が特別な力を持つスレ主に危機を伝えようとしてるんだろうけどお母上の反応がまぁ普通だと思う。