【オカルト】血の残り香、泡立つ狂気

動物・生き物,生きてる人間が一番怖い

 

243 :顔:2009/03/22(日) 20:57:45 ID:FiCeZBC.O

話ブチ切りでうちの姉の話を。
直接本人の口から聞いたわけじゃないんだけど、どうやら霊感があるらしい。
俺が中学生の時の話。

 

 

243 :顔:2009/03/22(日) 20:57:45 ID:FiCeZBC.O

その日学校終わった後、友達のA、Bが家に遊びに来てて、まあ普通の話してました。俺の部屋は二階。
日が沈んだ頃に、そろそろ帰るか?て二人が話始めた時、バァンと物凄い勢いで部屋の扉が開いた。
ひぇええ!?て固まってたら、そこに立っているのは俺の姉。
姉はBを静かに睨みつけて(背もでかくて目つききついから結構迫力がある)、
「…猫13匹。クソガキ、お前どうすんだそいつら。もう体出来始めてるぞ」て一言。
瞬間、部屋の中が電気はそのままなのに薄暗くなって、生乾きの犬からするような生臭い臭いが充満した。
おええって口押さえて屈み込んだら、Bの足元に見えた。
もう内臓とか全部ぶちまけたような、三毛だの黒だの茶色だのの血にまみれたグッチャグッチャの死体。
本当にグロテスク。血の泡まで浮いてるし。
「おい、お前二度とうちに来るなよ」
姉が言い捨てて扉を閉めていなくなると、不思議な事にもとの俺の部屋に戻った。

 

 

243 :顔:2009/03/22(日) 20:57:45 ID:FiCeZBC.O

顔面蒼白のAと顔を見合わせていたら、Bが床にへたり込んで言った。
「良いストレス解消法だったんだ…。なんか、甘えてくる猫を残酷な方法で殺せば殺すほどスッキリして…」
立ってる俺からはBの表情は見えなかったけど、その背中は震えてた。
Bは真面目君を絵に描いたような奴で、普段優しいしとてもそんな事をするような奴には見えなくて、
心の底からゾッとしたのを覚えてる。

 

 

243 :顔:2009/03/22(日) 20:57:45 ID:FiCeZBC.O

その後はBと何となく疎遠になった。
それから徐々にBの様子もおかしくなりだして、独り言をブツブツ言ったりとか壁に向かって謝ったりとか。
顔つきも憔悴しきっておっさんみたくなってたし。
中2の春にやつは転校してしまったんで、その後は知らない。

 

最近になって、姉にあれは何とか出来なかったのかって聞いた。
「何とでもなったけど、面倒くさいだろ」とシラッと言われて、
俺はBや猫の怨念(?)よりも、自分の姉の方が怖いと思った。

 

長文ですみません。
姉の話は色々もっとヤバげなのがあるんですが、基本びびりな俺が直接関わったのはこれだけなのです(汗)

 

 

Right Caption

キキ

おおう・・・これは・・・。
・・・いずれ怨念となり祟りとなり、血に祟る。
精神は壊れ、追い詰められ、鬱の状態になり、最終的には自殺してしまう・・・。
自分のやった事が巡り巡って自分へやってくる事を忘れては行けない