【異次元】お狐さんの駅【パラレルワールド】
34 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2012/12/25(火) 19:25:00.22 ID:Q0XaX8RP0
知り合いの話。
34 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2012/12/25(火) 19:25:00.22 ID:Q0XaX8RP0
彼女は女子高生の頃、通学に私鉄を利用していた。
沿線上に大きな神社があるそうで、巫女さん姿の女性と乗り合わせることも偶にあった。
その内何人かと顔見知りになったのだが、彼女たちから不思議な話を聞かされたという。
34 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2012/12/25(火) 19:25:00.22 ID:Q0XaX8RP0
巫女さんたち曰く、この支線で山間の部分を通っている途中、誰にも見覚えのない駅が現れることがあるのだとか。
その駅は、真っ暗な山の中に忽然と姿を現すらしい。
汽車はその駅を通り過ぎることがほとんどだが、稀に停車することもある。
駅舎や施設はごく普通に見えるのだが、どこを捜しても駅員や客の姿は確認できない。
駅名は毎回変わっているそうだが、いつの時も、すべて平仮名のみで記されている。
開札口から山奥へ続く細い道が覗けるだけで、他には何も見えないのだと。
神社関係者の間では『お狐さんの駅』と呼ばれていたそうで、
「そこで降りてはいけない、帰ってこられなくなるから」と言われていたという。
彼女はその駅を見たことはないそうだが、それでも夜遅くその山間を走っている時は、どこか不安だったのだそうだ。

キキ
お狐さんの駅かぁ・・・。
異次元と言うより、神様の世界なのかもね。
作り出された霊界、神域とも言えるね。
他の異次元駅もそうなのかもしれない・・・
異次元と言うより、神様の世界なのかもね。
作り出された霊界、神域とも言えるね。
他の異次元駅もそうなのかもしれない・・・
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