【時空の歪み】降りても降りても続く7階

異次元・異世界,霊界・霊道

 

32 :その1:04/03/07 03:12

友人が体験した恐怖をお話しさせてください。
現在20代半ばの彼が、小学6年の時に体験したものです。

 

○袋にある○○学院という中学受験の塾に通っていた彼は、
夏季講習が休みの日も友人たちと自習室で勉強していたそうです。
そのうち休憩を取ろうということになり、コンビニで買い物をした後、彼らは塾の入ってるビルをうろつくことにしました。
そのビルは何階建てかは忘れたそうなのですが、1階から4階までが塾で、その上にはテナントが入っていませんでした。
塾の生徒は、そのビルのテナントが入っていない5階以上に行ってはいけないと、きつく言われていたとのことです。
その日はビルの警備員と塾の講師の数名しかいなかったということで、
彼らは階段に張られた『侵入禁止』の鎖を乗り越えて昇りました。
屋上にでも行ってお菓子を食べるつもりだった、ということです。
ところが何階か登ったころに、友人は上の階から来た警備員にぶつかって見つかってしまったのです。

 

 

33 :その2:04/03/07 03:20

「こら!お前たち何やってるんだ!」
友人は咄嗟に身を翻し、昇ってきた階段を降り始めました。
身体がぶつかった時に警備員の名札が見え、『岡田(仮名)』と書いてあったそうです。
子供は素早いもので、友人とその仲間は急いで階段を降りて行きました。
また、捕まらないよう長い渡り廊下を渡って反対側の階段から逃げました。

 

・・・しばらくして、友人はおかしな事に気付きました。
降りても降りても塾が入ってる階まで辿りつかないのです。
変だなと思った友人は、階段の踊り場に『7階』と書かれているのを見、
警備員のおじさんが追いかけてくる声を聞いて、慌て出しました。
友人がさらに階を次々に降りて行きます。
しかし、いつまで降りても表示は『7階』のまま。
彼らは半ばパニックになり、泣き出す者もいたということです。

 

 

34 :その3:04/03/07 03:29

するとその時、下の階から塾の講師が現れ、捕まってしまいました。
「お前たち、上の階に行ったんだな?あれほど行くなと言っているのに!」
友人は警備員の人に怒られて追いかけられました、と言ったそうです。その後に起きた不思議なことも。
すると講師が言いました。
「昔な、上のテナントの警備員がうちの塾の子供と遊んでいて、階段から誤って落ちて亡くなられてしまったんだよ。
 それから上の階では不思議なことが起きるというので、気味悪がられてテナントが入らないんだ。
 そうだ・・・お前ら、警備員さんの名札を見なかったか?先生が後で謝っておくよ」
友人は言いました。岡田さんという人です、と。
すると講師は青ざめて言いました。
「その亡くなった警備員というのが、岡田さんと言うんだ」

 

 

178 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/10 05:34

>>32-34
↑この書き込みした人、まだ見てる?
どちらさん?その体験したの俺なんだけど・・・
今カキコ見て一番怖くなったよ

 

 

248 :178:04/03/11 00:52

話し蒸し返して悪いが、これ>>32-34ほんとに俺が体験した話よ。
○袋ってのは合ってるが、四○大○って超有名進学塾の夏期講習で、
○袋にある東○電○専門学校って専門学校の校舎を借りて夏期講習してた時の話だよ。
警備員ではなく、各教室にひとりずついた監督員ね。
下に逃げる途中、階段の踊り場に人の形をかたどった白線(飛び降り自殺した時に書くやつ)があったのも補足しておく。

 

 

Right Caption

キキ

他の人が書いた話の登場人物が実際に出て来るのは珍しいね
監督員の幽霊が危険だから追い返したけど、何回降りても7階になるのは、監督員が現れた副作用的なものかな
霊界になっていたのかも
時空の歪みとはちょっと違うかもだね